どうも、ダイチです。
今、副業目的やフリーランスにあこがれてプログラミングを勉強している方は多いと思いますが、本当に稼げるの?と不安な気持ちを持ったまま始めている方もいると思います。
僕も初めの頃は不安でしたが、目標をきちんと定めて、そこに向けて必要な勉強さえすれば月3万円~5万円は未経験者でも稼げると思っています。
僕は未経験から勉強を初めて実際に案件受注もできたので、その実体験もベースにしてお話ししようと思います。
(結論)WEB制作ができるようになりましょう
副業を始めようとする時、どんなジャンルがいいのか調べてみると、色んなところでプログラミングがオススメされていると思います。
事実、未経験でもある程度短期間で必要なスキルが習得可能で、仕事がとれるジャンルというのがWEB制作です。
ただ、先にお伝えしておくと、タイトルに記載した「プログラミング」とここに書いている「WEB制作」はちょっと違います。
WEB制作に必要なスキルはHTML・CSSというマークアップ言語と呼ばれる言語、あとはデザインやマーケティングなどの知識です。
JavaScriptというプログラミング言語も必要にはなってきますが、jQueryなどのライブラリと呼ばれる便利アイテムのようなものでもカバーできるので、所謂プログラマーになるスキルとは別の勉強が必要です。
プログラマー不足が叫ばれる中でプログラミングを勉強する価値は非常に高いとは思いますが、ここでは初心者が仕事をとれる再現可能なスキル、という内容でWEB制作をオススメします。
※「WEB制作」という言葉ではイメージがつきにくいため、タイトルには「プログラミング」という言葉を使ってます。
WEB制作とは?
じゃあWEB制作ってなんなの?となる方もいると思いますが、簡単に言えばホームページやランディングページ(広告ページ)と呼ばれるサイトの制作になります。
ホームページはイメージつく方も多いと思いますが、ランディングページという言葉は初めて聞く方もいるかもしれません。
ランディングページ(Landing Page)とは、検索結果や広告などを経由して訪問者が最初にアクセスするページのことです。 訪問者がホームページに着地する(land)イメージからこの名前がつきました。 略してLPとも呼ばれます。
おりこうブログDS https://ds-b.jp/ds/publics/index/123/
上に書いてるのが広義な意味でのLPですが、一般的に認識されているのは狭義な意味の方です。
健康食品や化粧品の広告ページでよくある縦に長い1枚ページのやつですね。
こういったWEBサイトを設計、デザインしたり、ネット上から閲覧・利用できるようにコーディングする仕事がWEB制作です。
静的サイトと動的サイト
僕はここの違いを知らないまま半年くらい過ごしてしまったんですが、適切な勉強の目標設定をするためには理解しておくべきポイントなので紹介します。
静的サイトと動的サイトとは
WEBサイトには機能的な意味で明確に線引きされるポイントがあります。
それは、利用者の動作に合わせてサイトの構成が変化するかどうか、です。
例えばAmazonだったら、気になる商品をカートに入れると自分のアカウントページ内のカゴに商品が入りますよね。そこから商品を購入したら購入確認のメールが届きます。
これは利用者の動作をサイト側が受け取って、それに応じたレスポンスをしてくれているということですが、こういった動作が組み込まれているのが動的サイトです。
サーバーやデータベースと呼ばれるところと情報を連携させる技術が必要で、所謂プログラミングという技術が使われています。
逆に、そういった技術が使われていないサイトが静的サイト、ということになります。
※スライドショーやアコーディオンメニューなど、サイト自体に動きがあるから動的サイト、というわけではないので注意!
WordPressサイト = 動的サイト
世間に出回ってある多くのWEBサイトは動的サイトです。
そして動的サイトの作成にはプログラミング技術が必要ですが、この作成や更新を知識の無い方でも扱いやすくしたサービスがWordPressというものです。
(WordPressの説明についてまとめています)

世界中にあるWEBサイトの約30%はWordPressでできているとも言われているくらいデファクトスタンダードなもので、WEB制作の仕事をするにあたってWordPressが扱えればそれだけ仕事が増えるということですね。
初心者はまず静的サイトから
WordPressの案件は業務範囲も広いので、単価の高い仕事もあります。
とはいえ、実務をするにあたって初学段階からいきなりWordPressに手を出すのは難易度が高いです。
素人ができる内容ならそれは仕事として発生しない訳で、ある程度の知識が無いとできない作業だから仕事としてお金も生まれます。
HTML・CSSは基礎的なスキルではありますが、まずはここを抑えるところからはじめましょう。
静的サイトを作れるスキルがあるだけでも十分仕事はあります。
次の項目から、静的サイトを作成するために必要なスキルを紹介します。
必要なスキルは?
必須スキル(★★★★★)
- HTML
- CSS
- JavaScript(jQuery)
これらが扱えればコーディング業務ができます。エディタにコードを記述してブラウザに反映させると、よく見るWEBサイトの見た目が出来上がります!
必要スキル(★★★★☆)
- サーバー、ドメインの基礎知識
- FTPソフトの扱い方
自分のPCでコードを記述しただけではWEB上でみんなが見れるようにはなりません。
レンタルサーバーでネット上に土地を借り、ドメインと呼ばれる住所のようなものをとり、そこにコードや画像データをアップロードすることで初めて反映されます。
FTPソフトはそういったデータをアップするためのソフトです。(filezillaやCyberduckなど)
仕事を受注して、納品する際に必要な作業となります。
※仕事がWEB制作会社の受託の場合は、自分でサーバー アップすることは無いかもしれません。
一からサイト制作をする場合は必要になるスキル(★★★★☆)
- ワイヤーフレームや、プロトタイプ作成ソフトの扱い方
ワイヤーフレームとは大枠の設計書のようなもので、プロトタイプはデザイン見本みたいなものです。
どちらもコーディング前に作成する(作成されている)もので、これがないとコーディングはできません。
ホームページの制作時、初めからコーディングするのは効率が悪いので、お客様に提案する時などは先にデザインを見せて打ち合わせをすることになります。
自分でこれらを作成する場合は、Adobe 社のXDやPhotoshop、ブラウザソフトのFigmaなどを扱えたほうがいいです。
あった方がいいスキル(★★★☆☆)
- Sass
- Bootstrap
- Git(GitHub)
Sassは、CSSの記述が効率的になるスキルです。CSSに慣れたら早い内に覚えておくことを強くオススメします。
Bootstrapは「フレームワーク」と呼ばれるもので、決められたルールで記述することでHTMLやCSSなどが効率的にコーディングできるようになります。
Git(GitHub)は、コードのバージョン管理ができるツールです。チームでコーディングする場合や、就職目的の方は覚えておいたほうがいいものです。
僕はほんの一部しか扱えませんが、使えて便利な点もあるので余裕があったら勉強していいと思います。
必要な勉強ボリュームは?
必須スキル(HTML・CSS・jQuery)だけであれば、1ヶ月で基礎、1〜2ヶ月で応用勉強までできると思います。
どの段階で仕事を取り始めるかによりますが、ポートフォリオ作成完成を営業スタートのタイミングにするのであれば、3〜4ヶ月程度で走り出せるのではないでしょうか?
1ヶ月で案件受注!みたいなすごい人もいますが、仕事を取り始めるタイミングは人それぞれなので、あまり周りを気にする必要はないと思いますよ。
僕的におすすめする勉強の流れ(ロードマップ)をまとめています。

案件受注のパターンを知る
・知人から仕事をもらう
・店舗や会社から直接案件をもらう
・WEB制作会社から受託で仕事を受ける
・クラウドソーシングで仕事を受ける
1・知人から仕事をもらう
知人にホームページを作らないか聞いてみて案件を受注します。僕の初案件はこのパターンです。
実績がまだ無い方はこのパターンが一番確実でおすすめできます。
ただタイミングが合わないと当然仕事は無い訳で、ある意味一番営業対象は狭いので、期待はしすぎない方がいいですね。
2・店舗や会社から直接案件をもらう
美容院や整骨院などの店舗、地域の企業などへホームページ作成や改修などをしないか直営業して案件を受注します。
一から自分で対応できるので、全体の流れも経験できるし、売り上げも全て自分のものです。
今後僕はこのあたりの直営業を強化していこうかな、と考えています。
ただ、受注率が低いやり方ではあるし、がっつり営業が必要になるのがデメリットですね。
3・WEB制作会社から受託で仕事を受ける
WEB制作を生業としている会社から、仕事の一部を受託するというやり方です。
しっかりと関係を築ければ継続案件が貰えるようになるかもしれないので、一番安定はしています。
デメリットとしては、先方が指定する要望で仕事が左右されますし、上二つと比べると自由度は低いです。
副業をしている人やフリーランスが仕事を得る方法としては、一番多いパターンかと思います。
4・クラウドソーシングで仕事を受ける
WEB上で仕事を依頼したい人と受けたい人が集まるプラットフォームがあり、そこから案件を応募して仕事を受注するやり方です。
有名どころだと「ランサーズ」や「クラウドワークス」ですね。
案件は豊富にあるし、自分で仕事を選べることから、今かなり活発になっています。
ただ、1件のコーディング業務に50件とか応募があったり、価格競争になりがちで低単価の案件が多いと聞きます。
僕はまだチャレンジしてませんが、かなりきついと思います。
上記のパターンで仕事がとれるまでの期間、チャレンジする意味で活用するのはアリだと思います。
まとめ
副業でWEB制作をするってどういうこと?と僕が疑問に思ったことをまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
まずはHTMLサイト(静的サイト)を作成できるスキルを勉強して案件受注の経験を積む。
それからWordPressの勉強をして動的サイトの作成もできるようになる。
この流れで進めれば、受注できる金額やスキルレベルも良い感じでステップアップできると思います。
案件を受注するためにはまず知人に聞いてみる、それからWEB制作会社へ営業を行う。
行きつけのお店や近所の個人商店などに直営業も少しずつ行いつつ、受注できるまではクラウドソーシングに応募してみる、というのが現実的かなと思います。
僕自身の活動内容もブログにアップしていきますので、よかったら別記事更新したら見てみてください!
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